ずっと眩しかったあの場所を目指して
必死に走って来たけれど、
そこはちっとも輝いてはいなかった。

眩しかったのは、彼女たち自身だったんだ。

どこへ向かって、どこへ走っても、
私は私でしかなくて、
変わったとしても私なんだってことに、
気づいたのはついさっき。

ここまで来るのに、
どれだけたくさんの人を傷つけてきたんだろう。















過ちもすべて、私の過去。そして軌跡。

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