泣きじゃくる君の隣で、僕は黙って頷くことしか出来なかった。
僕はどこまでも無力なんだ。
だけど
こんな僕でも、君は好きだと言ってくれた。

「あの時傍にいてくれてありがとう。」

その言葉に何度救われたか知れない。
お礼を言いたいのは僕の方なのに。
君に、
君の全てに、


「在てくれてありがとう。」











-Existence Importance- 君が在るから今の僕が在る

Photo by 君に、